R-1ぐらんぷり

優勝は博多華丸。もうね、最高にうれしいですよ。
やっぱ、埋もれてただけで出るとこに出たら評価されるだけの力はあったんだな。
優勝した瞬間に「はい売れたー。(たむらけんじ風)」と言ってしまいました。
たぶんこれからいろんな所で引っ張りだこになることでしょう。ほっしゃん。の例を見ても。
前も書いたけど、その時にはちゃんと相方の大吉も引っ張っていって欲しいものです。
芸歴16年もあったのかー。長かったなぁ。
っていうか、頂点にいる(いた)コンビが今やっと芽を出すって、福岡吉本大丈夫なのかいな。
まぁ、ともかく華ちゃんおめでとう。あんたは博多の星ばい!


以下、それぞれの感想と自分の順位。

1位 バカリズム

散々書いといて華丸が一位じゃないんですが。
もう、「トツギーノ」というフレーズが頭から離れません。
なんでこんなことを思いつくのか、その発想はどこからくるのかがさっぱり分からん。
「関白宣言」とかタイタニックとか、元ネタが分かった瞬間の小さな快感も良い。
「バキ」とか「餓狼伝」に、「人間は一定の間隔を開けて苦痛を受けると、むしろそれを待つ時間に恐怖を感じるようになる」という話があるんですが、それの面白いやつバージョンみたいな。なんのこっちゃ。
他のネタも見てみたいーの、とつぎーの。

2位 あべこうじ

僕はこの人の売りである「ウザさ」みたいなのがちょっと飲み込みにくくて敬遠していたんですが、今回は素直に面白かったです。
すっかり喋りに引き込まれてしまいました。
こうなるだろうと思ったことがやっぱりその通りになって面白い、というところはバカリズムのネタと共通する部分がありますね。

3位 博多華丸

ここでやっと華丸です。
「細かすぎて−」で見慣れちゃってる部分があるからその分マイナスかな。

4位 岸学

正蔵さんが言っていたとおり、だんだんスケールが大きくなっていくのが面白かったです。
途中から微妙に笑ってるのは計算?それとも普通にこらえられなかったから?

5位 中山功太

一年ぶりにネタを見れました。
チェケラーの音楽が変わってましたね。前のアップテンポなやつの方が良かった気が。
一位の華丸が「全年齢層に伝わりやすい」から優勝したなら、功太の順位が低いのは伝わりにくいからなのでしょうか。

6位 浅越ゴエ

面白いのは面白いんですけど、優勝してまた出たにしてはちょっと物足りなかったなぁ。
それ以上でもそれ以下でもない、といった感じ。

7位 友近

うーん。巧いんだけど、ゲラゲラするタイプのネタではないといったところですかねぇ。
チラチラ見せる谷間が気になるというか腹立つというか。見たら負けな感じが。
8組中、「小ネタの並列」じゃないネタをやったのはあべこうじ友近だけでした。
まぁ、「小ネタの並列」をやるにしてもそこに見せ方の違いがあるから差異があるわけなんですが。
もっと友近みたいなネタをやる芸人さんが出てきてほしいなぁと思います。

8位 キャプテン☆ボンバー

「勢い」というたった一つの武器で勝負するのはすげぇなぁと思います。


こんな感じです。
みんな書いてることだけど、ダブルエントリー問題、コンビが分裂して出る問題、優勝者が二度出る問題は改善した方が良いと思います。
個人的にはダブルエントリー、コンビ分裂は明確な基準を作った上ならば良いんじゃないかと思います。