つん♂デレ

「・・・というわけで、先日お伝えした通り是非ともつんく♂さんに楽曲の制作をお願いしたいのですが・・・。」
「うーん。引き受けたいのは山々なんやけど、いかんせん時間がなぁ。そろそろモーニングのアルバムにも取り掛からなあかんし・・・。」
「そうですか・・・。」
「うーん。厳しいなぁ。」
「仕方ないですね。それではまた次の機会にということで。お忙しいところすみませんでした。」
「!? ちょ、ちょっと待ってや!」
「?」
「いや、やらへんとかまだ一言も言うてへんやん!」
「え?でも、お忙しいんでしょ?」
「そ、それはそうなんやけど・・・あっ!」
(ドサドサドサ)
「あーあ、書類が・・・大丈夫ですか?あ、拾うの手伝いますよ。」
「え?い、いやええって!」
「まぁまぁ、遠慮なさらずに。・・・ん?これは・・・?」
「!!!」
つんく♂さん、これもしかして歌詞ですか?あっ、デモテープも!」
「・・・・・・。」
「それに、この詞って僕がお願いしていたイメージの・・・」
「か、勘違いしたらあかんで!たまたま美勇伝のアルバム用に書いた曲が余ってて、それが要望と同じやったから・・・」
「でも、この詞思いっ切男目線ですよね?(ニヤニヤ)」
「(カァァ)う、うるさいなぁ!細かいこと気にせんで早よ帰ってくれや!」
「フフッ。どうもありがとうございました。あ、今度飲みに行きましょう!いい店探しときますよ。」
「な、何言うてんねん・・・。」